Accepted paper:

lntertexruality among Noh-song and war literature

Authors:

Makoto Takagi (Sagami Women's University)

Paper short abstract:

This paper will discuss the aspect that of Nue, such as only serving episode is forgeries crushing the norm that the requiem system of Noh. Here Nue is going to generate transformed into a specter from ghost. Next, we examined how then, specter, or to occur in the KATARI of the system, was studied.

Paper long abstract:

 本発表では謡曲《鵺》を分析の中心に据える。能という藝能のうち、死者が舞台の上に回帰してくる演目は、死者を〈怨霊〉として利用し、鎮魂という儀式を舞台上で行う。能とは怨霊化と鎮魂というシステムそのものである。たとえば、『平家物語』においては《恨みはない》と言って死んでいった実盛を、恨みを持った〈怨霊〉として舞台に上げる謡曲《実盛》は、怨霊化と鎮魂というシステムの反覆の一例である(高木[2000]参照)。しかし、死者を表象することが、〈亡霊〉を呼びよせてしまい、鎮魂というシステム=規範が破砕されることがある。  本発表でもまずは謡曲《鵺》のなかに、〈亡霊〉とのあいだに築きあげられる親密圏生成の可能性を探っていこう。つまり〈怨霊〉化システムの破砕を試みようということだ。またその上で、〈亡霊〉という視座がシステム=規範を脱領域化していくことで―これを亡霊論的転回と呼ぼう、死者を語るシステムをも見直す可能性について考察していく。

panel S3b_05
"Hantologie" and Narrative of Japanese War Literature